初の試み

昨年ビートルズファンの聖地リバプール、しかも、メッカと言っても過言でないキャバーンクラブでの演奏。
その成功を記念し凱旋ライブを同年秋に福岡県筑後市の多目的ホールの小さいホールで演奏。

その行き着く先の夢は小ホールには止まらず、1500人収容できる大ホールでの演奏が浮上。

ただ演奏だけでは昨年の内容がただ大ホールに移っただけなので、今回は工夫を凝らし
久留米市で活躍しているストリングスのメンバー8人、そして、福岡で活躍しているブラスのメンバー5人、
エレクトーン奏者として九州大会で優勝した坂本好美さんをキーボーディストとして迎え、
さらに現在久留米在住ですが東京でプロのミュージシャン原みどりさんをタブラ奏者としての
豪華ラインナップに囲まれジョージ・ハリスンのインド音楽Within You Without Youの再現に挑戦。



楽曲が楽曲だけあって、譜面化されてはいますが、インドの音楽の特徴である変拍子、
普段から譜面とにらめっこをしているストリング隊は性格に譜面を追っていますが、
慣れ親しんでいたと自負していた曲がとても難しく、他の演奏者とタイミングを合わせることが出来ず、
寝ても覚めてもWithin You Without Youを聞いていました。



本番前日のリハでもその楽曲を中心に幾度となくリハを重ねました。

 当日のリハも無事終わり後は本番を待つのみです。




開場となり徐々に大ホールが埋まっていきます。



本番が始まると観客の皆さんが総立ちで手拍子、そして、一緒に歌を歌うことが出来ました。



(写真をクリックすると拡大します。)

いよいよ緊張の時間がやってきました。大ホールの客席の7割強(約1000人)の皆さんの前で、
しかも、このような豪華キャストで演奏するのは九州、いや、日本全国でも初めての事ではないでしょうか。

緊張を隠しつつ、高まる高揚感に身を投じ、全身全霊でジョージの曲Within You Without Youを歌う事が出来ました。

2013年9月15日は私にとって忘れられない一日となりました。

ご来場くださいました皆様にも感謝の意を伝えたくブログに記載いたしました。