掛け軸・屏風・衝立・書画の販売修理、神社・仏閣・お茶室・文化財・美術品・仏画・御名号の表装などの依頼は福岡県大川市の表具処 「泰隆堂」まで
           
2008年6月
         
       
 
 
     
北島勝永  大黒天の図(七福神の一人)
   
     
勝永は寛政7年(1795)に北島利平善春の二男として上宮永村(現:柳川市)に生まれた。父は初め御木屋勤職のあと郡方御帳付などとして柳川藩の御用を勤めてはいるが絵師とは認められない。家督は勝永の兄利助善行が継いだので、北島家の御用絵師は勝永を初代とすることとなる。絵の修業は享和2年(1802)9歳の時に久留米藩御用絵師三谷家の5代長錫映信のもとで始まり、文化7年(1810)16歳の時には筑前博多に住む眠蝶斎耕景にも学んでいる。さらにその2年後の文化9年大阪に登り、森周峰の門に入ったと伝えられるが。4年後の文化13年、今度は肥後細川藩のお抱え絵師であった矢野良勝のもとに赴いていいる。慶応3年(1867)73歳で没した。
   
 
Copyright 2007 www.tairyudo.net All Rights Reserved