掛け軸・屏風・衝立・書画の販売修理、神社・仏閣・お茶室・文化財・美術品・仏画・御名号の表装などの依頼は福岡県大川市の表具処 「泰隆堂」まで
         

2012年10月 神波東嶽書「僧鼓月下門(僧はたたく月下の門)」

 
  天地:上防唐草
中廻し:灰原もみ紙
一文字:古代裂ぼたん
風帯:和紙押し風帯
軸先:ゴマ竹ばち古物

幻の灰原モミ紙を使用してみました。

灰原紙:具引された和紙に線が交差することなく手作業にて引いてあります。私の知る限りでは九州にあと10枚程度しかありません。すごい技術ですが需要が少なく作り手がもういません。寂しいことです。


神波東嶽 昭和13年鳥取県生まれ 
大亀和尚に師事し出家得度。
大徳寺専門道場にて12年間参禅弁道する。
昭和47年大徳寺養徳院住職 
 
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